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08月31日-議案上程、説明-01号

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  1. 鹿嶋市議会 2022-08-31
    08月31日-議案上程、説明-01号


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    最終取得日: 2023-04-19
    令和 4年  9月 定例会(第2回)            鹿嶋市議会第3回定例会会議録議事日程(第1号)                        令和4年8月31日(水曜日) 午前10時開会第1 会期決定について                                 第2 議案第39号 令和4年度鹿嶋一般会計補正予算(第3号)                  議案第40号 令和4年度鹿嶋介護保険特別会計補正予算(第1号)              議案第41号 令和4年度鹿嶋農業集落排水特別会計補正予算(第1号)            議案第42号 令和4年度鹿嶋下水道事業会計補正予算(第1号)               議案第43号 令和4年度鹿嶋水道事業会計補正予算(第1号)                議案第44号 鹿嶋市職員の降給に関する条例                         議案第45号 鹿嶋市職員定年等に関する条例の一部を改正する条例              議案第46号 鹿嶋教育委員会委員の任命について                      議案第47号 鹿嶋教育委員会委員の任命について                      議案第48号 市道路線認定について                            諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について                       認定第1号 令和3年度鹿嶋一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定について         認定第2号 令和3年度鹿嶋下水道事業会計決算認定について                認定第3号 令和3年度鹿嶋水道事業会計決算認定について              〇会議に付した事件                                     日程第1 会期決定について                               日程第2 議案第39号ないし議案第48号並び諮問第2号並び認定第1号ないし認定第3号につ      いて〇出席議員(20名)   1番  内 野 敬 仁 君       2番  舛 井 明 宏 君   3番  笹 沼 康 弘 君       5番  川 井 宏 子 君   6番  菅 谷   毅 君       7番  樋 口 富士男 君   8番  栗 林 京 子 君       9番  佐 藤 信 成 君  10番  宇 田 一 男 君      11番  山 口 哲 秀 君  12番  小 池 みよ子 君      13番  篠 塚 洋 三 君  14番  河 津   亨 君      15番  立 原 弘 一 君  16番  坂 本 仙 一 君      17番  田 口   茂 君  18番  池 田 芳 範 君      19番  根 崎   彰 君  20番  内 田 政 文 君      21番  飯 塚 俊 雄 君〇欠席議員(なし)                                           〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名       市     長      田  口  伸  一  君       副  市  長      栗  林     裕  君       教  育  長      川  村     等  君       政 策 企画部長      池  田  茂  男  君       政 策 企 画 部      大  沢  英  樹  君       次  長  兼       政 策 担当参事       政 策 企 画 部      鈴  木  欽  章  君       次 長 兼 重 点       政 策 推 進       担 当 参 事       総 務 部 長      細  田  光  天  君       総 務 部 次 長      村  山  謙  二  君       市 民 生活部長      久  保  重  也  君       健 康 福祉部長      野  口  ゆ か り  君       兼  福  祉       事 務 所 長       経 済 振興部長      桐  生  進  一  君       都市整備部長兼      大  川  康  徳  君       水 道 事業都市       整 備 部 長       会 計 管 理 者      君 和 田     厚  君       教 育 委 員 会      大 須 賀  規  幸  君       事 務 局 部 長                                           〇本会議に出席した事務局職員       事 務 局 長      清  宮  博  史       事 務 局 課 長      田  中  聡  子       事 務 局 主 幹      山  中  秀  平 △開会の宣告 ○議長篠塚洋三君) ただいま出席議員は20名で定足数に達しておりますから、議会は成立いたしました。 ただいまから令和4年第3回鹿嶋市議会定例会を開会いたします。                                   (午前10時04分) △開議の宣告 ○議長篠塚洋三君) それでは、これより本日の会議を開きます。 △会議録署名議員の指名 ○議長篠塚洋三君) まず、会議録署名議員を定めます。鹿嶋市議会会議規則第88条の規定により、笹沼康弘君、舛井明宏君、内野敬仁君を指名します。 △諸般の報告議長篠塚洋三君) 次に、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、令和3年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率について報告がありましたので、お手元に配付してあります。 次に、監査委員から地方自治法第235条の2第3項の規定に基づき、令和4年5月、6月、7月分の例月出納検査の結果について報告がありましたので、その写しをお手元に配付してあります。 次に、地方自治法第180条の規定に基づく専決処分について、報告が1件ありましたので、お手元に配付の印刷物によりご確認をお願いいたします。 次に、地方自治法第121条の規定に基づく出席要求による出席者につきましては、手元に配付の印刷物によりご了承をお願いいたします。 △議案の送付 ○議長篠塚洋三君) 次に、市長から議案が提出されましたので、報告させます。 事務局長。          〔事務局長 清宮博史君登壇〕 ◎事務局長清宮博史君) 命によりご報告いたします。                                     鹿総第167号                                     令和4年8月31日 鹿嶋市議会議長 篠 塚 洋 三 様                                    鹿嶋市長 田口伸一          議 案 の 提 出 に つ い て 令和4年第3回鹿嶋市議会定例会に下記の議案を提出するため、説明書を添えて別添のとおり送付します。                      記議案第39号 令和4年度鹿嶋一般会計補正予算(第3号)                        =ないし=                                  議案第48号 市道路線認定について                                  =並びに=                                  諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について                             =並びに=                                  認定第1号 令和3年度鹿嶋一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定について               =ないし=                                  認定第3号 令和3年度鹿嶋水道事業会計決算認定について                  以上でございます。 △会期決定議長篠塚洋三君) これより議事日程に入ります。 日程第1、会期決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。今回の定例会会期は、お手元に配付の会期日程表のとおり、本日8月31日から9月22日までの23日間といたしたいと思いますが、これに異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長篠塚洋三君) 異議なしと認め、会期は本日8月31日から9月22日までの23日間と決定いたしました。 △議案第39号~議案第48号、諮問第2号、認定第1号~認定第3号の上程、説明議長篠塚洋三君) 日程第2、議案第39号ないし議案第48号並び諮問第2号並び認定第1号ないし認定第3号を一括して議題といたします。 市長から提出議案説明を求めます。 田口伸一市長。          〔市長 田口伸一君登壇〕 ◎市長田口伸一君) それでは、本日ここに令和4年第3回鹿嶋市議会定例会の開会に当たりまして、市政運営に関する所信の一端と、当面の事業概要並びに提出いたしました議案などについて説明を申し上げます。 初めに、第7波となる新型コロナウイルス感染症につきましては、7月に入り、オミクロン株変異株「BA.5」への置き換わりとともに、爆発的に拡大をし、今月19日には、全国の1日当たりの新規陽性者数が最多を更新し、26万人を超えております。茨城県といたしましても、5日に4,833人を、本市でも19日、過去最多となる168人の新規陽性者が確認され、新学期に入り、学校を中心に再拡大が懸念されている状況にもなっております。 重症化率は高くないと言われるオミクロン株ですが、高齢者基礎疾患のある方にとりましては脅威でありますし、感染後の後遺症についても指摘されております。医療提供体制及び社会経済活動を維持していくためにも、市民皆様にはできるだけ感染症対策の徹底をお願いいたします。 改めまして、基本的な感染予防対策となる必要な場面でのマスクの着用、手洗い、3密の回避、換気の徹底などとともに、毎日の健康観察もお願いをいたします。 また、本市では、今年3月まで、無症状の市民に対し、PCR検査を行うこととしておりますので、有効に活用をしていただきたいと思います。早期に感染を見つけられれば、周囲への感染拡大を防ぐことができます。 そして、ワクチン接種です。ワクチン接種につきましては、鹿島医師会松倉会長をはじめ市内医療機関のご尽力の下、各対象に応じて順次接種を進めてまいりました。 現在、本市では7割の方が3回目接種を完了しておりますが、10代では約4割、20代の方では約6割の接種率となっております。時間の経過とともに、1回、2回目の接種初回免疫効果は低下いたしますが、3回目の接種により、感染予防発病予防重症化予防の効果は回復します。若い方であっても、感染により重症化することや後遺症が生じることもありますので、ぜひ接種をご検討ください。 4回目接種でも重症化予防効果の回復が期待できます。60歳以上の方、基礎疾患を要する方、医療従事者高齢者施設等従事者対象となっておりますので、こちらもぜひ接種をご検討ください。現在、市内医療機関のほか、茨城県の大規模接種会場となっている鹿島セントラルホテルでも実施しておりますので、早めのご予約をお願いいたします。 今般、オミクロン株に対応したワクチンについて、早ければ10月半ば以降に接種が開始となる見込みであることが国から示されました。今後詳細が決定した際には、国の方針等を踏まえ、引き続き市民皆様が安全かつ円滑に接種できるよう、市内医療機関のご協力、ご支援をいただきながら準備を行い、接種体制の確保に努めてまいります。 今回第7波におきましては、これまでのような行動制限は行われませんが、本市ではその都度、状況を判断し、一部集客イベント中止・延期といたしました。準備に携わっていただいた関係者開催を心待ちにしていた市民皆様には申し訳ございませんが、ご理解をいただきたいと思います。 また、2年以上にわたるコロナ禍において、市といたしまして、市民あるいは事業者皆様に対し、様々な支援を行ってまいりました。本定例会においても、いろいろ要望を伺う中で、総合的に判断し、子育て世帯支援PCR検査推進などについて補正予算を計上いたしました。今後とも市民皆様の安全・安心を第一に考え、適時、適切に必要な予算措置を講じてまいります。 次に、行財政改革についてです。私は、市長就任に際し、目指すまちの姿を「明るく、心豊かに暮らせるまち鹿嶋」とし、その実現に向けて設定したNext鹿嶋「5本の柱」と称した主要目標の一つに「行財政改革」を位置づけております。 現状における、これからの本市人口構成産業構造を考えますと、財政面においては、今後、市税収入が減少する一方、少子高齢化の進行による総体的な社会保障費の増加や公共施設ICT機器維持管理や更新などによる歳出増が見込まれ、経常収支比率も高い割合での推移が想定されます。また、財政調整基金をはじめとする各種基金残高類似団体に比して低い状態にあるなど、これまでと同じ予算規模を維持していくことは困難であり、市民サービスへの影響が懸念をされます。 本市が、現在の「鹿嶋市」としてあり続けるために、そして持続可能なまちづくりを進め、市民サービスを継続する上で、その根幹をなす市財政において、歳入増歳出減を念頭にした運営が必要となります。取り組むべき行政課題優先順位を見極めながら政策を整理し、再構築することにより、限られた財源の効果的・効率的な活用を図るとともに、市税以外の新たな財源の確保などに取り組んでいかなければなりません。 同時に、多様化・複雑化する行政需要へ応えるため、市職員において、仕事の方向性、質、スピード面における政策力向上並びに働き方改革を進めていく必要があります。これらについて、私自身が先頭に立ち、進めてまいりたいと考えております。 「一人の百歩より百人の一歩」と言われるように、組織として同じ方向に進むためには、まず政策を実行する市職員に私の考えを理解してもらう必要があります。先般、私の政策の概要、考えを伝えるとともに、私自身が職員の考えを聞く中で、気づきを得て、より広い視点から各種政策を遂行していきたいとの思いから、全管理職補佐級対象意見交換会開催いたしました。22回にわたり、延べ148名と、1回1時間、148時間をかけ実施し、参加した職員に私を知ってもらうとともに、私も多くの職員を知ることができました。今後業務を進める上で大変有意義な機会となったと思っております。 そこでも伝えましたが、私はふだん、エビデンスを持って論理立て、その上で仕事を進めることを意識しております。物事を体系的に整理し、矛盾や飛躍がない筋道を立てれば、誤った方向に進むこともなくなるでしょうし、さらにそれを「見える化」すれば、相手の納得も得られるものとなります。 また、論理的に業務を進める上で欠かせないものが数値であります。各種事業において、おのおのの要素を数値化し、比較検討することなどにより、課題箇所の把握、目標の設定、効果並びにその評価も具体性を持つことで容易になります。そして、数値は、思った方向事業が進んでいないことも顕著に表し、失敗を認め、潔く方向転換するためにも必要です。 今後、市職員には、論理立てて仕事を進めてもらいたいと考えており、研修等の機会を確保してまいります。 財政面におきましては、まず取り組むべきは歳出の縮減であり、早急に取り組まなければならないものが、事業業務断捨離です。本市で、現在実施している事業業務の中には、無理に実施している、無駄が多い、むらが多く、惰性で行っているものが少なからずあろうかと考えております。当然それらについては、廃止、縮小、改善を進めていかなければなりません。この間、まず各所属長に、所管事業はもとより、他部署の事業を含めて、各種事業を評価してもらっており、100を超える事業に約180件の評価が上がっております。これらの事業につきましては、再度精査し、その扱いを判断してまいります。 また、改めて市の全事業並びに出資団体について、その目的や、特に一般財源に焦点を当てた財源内訳、成果やその評価についてフォーマット化し、一見して分かるように見える化を進め、おのおの事業や団体の方向性について、比較検討を俎上にのせてまいりたいと考えております。 一方、歳入につきましては、その増額を目指し、現在ふるさと納税の積極的な展開へ向け、準備を進めております。 先般、県内で実績のある2自治体を、私自身訪れ、それぞれの取組概要について直接説明を受けてまいりました。本市でのふるさと納税事業の参考になる事項も多々あり、早速、庁内関係部局において、それらの情報共有本市における今後の取組について検討を開始しております。事業概要がまとまりましたら、関係者と調整、協力を得ながら、新たな展開を図ってまいります。 あわせて、現在一部事業対象に寄附を受け付けている企業版ふるさと納税公民連携事業の活用及び導入を推進するとともに、現在実施している事業においても、活用可能な助成制度の有無について、改めて確認することを指示しているところでございます。 なお、今年度当初予算予算化している事業一般財源分につきましても、今後新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金へ振り替えてまいります。 また、数年来議論されてきました、本市歴史市民理解・伝承や歴史資料の収集・整理・研究・保管を主要目的とした歴史資料館整備につきましては、施設整備費運営コストから、行財政改革の一環として事業中止を決断し、今定例会補正予算におきまして、関連予算を減額しています。 続きまして、鹿嶋市のまちづくりの実績と当面の事業概要についてご説明をいたします。 まずは、コミュニティスクール推進事業についてです。地域住民学校教職員との連携・協働による「学校運営協議会制度コミュニティスクール推進事業」を令和4年4月から、市内全小中学校でスタートをさせております。本事業では、それぞれの地域の実情に応じて、協議会委員を15から20名程度で構成し、学校運営に関する協議を深めながら、魅力ある学校づくり、魅力ある地域づくりに取り組んでまいります。これまでの学校運営の取組をさらに向上させ、「地域とともにある学校づくり」・「学校を核とした地域づくり」を推進してまいります。 次に、かしま子ども大学事業についてです。市内小学校5・6年生を対象とし、子どもたちがふだん触れることのない知識や体験活動を提供することで、知的好奇心探究心を育むことを目的に、令和元年度よりスタートした「かしま子ども大学」においては、本年度7月から11月に全7講座を設定し、気象、建築、洋上風力スポーツなどの様々な分野の授業を用意いたしました。 開校から2回の授業を行い、参加した子どもたちが楽しく学ぶ様子を報道等で御覧になった方もいらっしゃるかと思います。引き続き子どもたちの将来の夢の裾野を広げられるような、充実した講座をつくり上げてまいります。 次に、地域子育て支援センター整備事業についてです。鹿嶋市の未来を担う子どもたちの健やかな成長に向け、さらなる子育て支援の充実を目指し、現在宮中地区に新たな「子育て支援センター」の建築を進めております。 去る7月22日、関係者皆様のご参列により、工事の安全が祈願されました。今年度末の完成に向けて、周辺地域道路整備と併せて建設工事を進めており、近隣にお住まいの皆様をはじめ市民皆様には、工事車両の出入りや騒音など、ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解をお願いいたします。 次に、子育て世帯応援商品券事業についてです。長引くコロナ禍物価高騰に直面する子育て世帯への支援として、18歳までのお子さんのいる世帯に、市内鹿嶋プレミアム付地域応援チケット取扱店舗で使用できる「子育て応援券」の配布を計画しております。 詳細が決まり次第、公式ホームページSNS等でお知らせをいたします。 次に、みんなのスポーツフェスタin KASHIMAについてです。今年5月から、民間企業スポーツ団体と連携した「みんなのスポーツフェスタ」を毎月第4土曜日に開催し、これまで4回の開催に総勢1,000名を超える方々が参加しております。 このイベントでは、「スポーツ健康づくり」をテーマに、ウオーキングや各種スポーツ・レクリエーションのほか、握力測定血管年齢測定などのプログラムを体験していただいております。引き続き来年3月まで、多くの方に、「スポーツ」を楽しみ、「健康」に関心を持っていただけるよう、開催をいたします。 次に、鹿嶋海水浴場入り込み実績であります。新型コロナ感染症拡大影響により、2年間開設ができなかった海水浴場を、下津・平井ともに3年ぶりに開設いたしました。連日の猛暑もあり、県外からの来訪者も多く、7月16日から8月16日の開設期間で4万3,387人の来場者を数えております。 次に、鹿嶋プレミアムつき商品券事業についてです。新型コロナ感染症拡大影響を受けている市内事業者支援デジタル化推進目的に、市内においては初めてとなるデジタル商品券と、紙商品券の2種類のプレミアムつき商品券を販売いたします。申込みは9月の12日から、利用期間が10月20日から来年2月12日までを予定しております。全店舗使用可能な共通券には10%、小規模店舗専用分には40%のプレミアム率を付し、それぞれ5,000円で販売をいたします。また、総販売額は、デジタル分が1億5,000万円、紙分5,000万円とし、購入上限をそれぞれ1人2万円、1万円としております。詳しくは、9月1日号の広報かしまを御覧ください。 次に、チャレンジショップ支援事業です。令和2年度より、中心市街地空き店舗等を活用した新規の出店者に対し、補助金を交付しております。この補助制度を活用し、令和3年度末までに5店舗が出店し、今年度も既に3店舗の出店があり、新たなにぎわいづくりを創出しつつあります。 次に、第30回鹿嶋まつりについてです。新型コロナウイルス感染症拡大影響により、2年間中止となっておりました「鹿嶋まつり」でありますが、今年度につきましても現在の感染状況から、先般中止決定いたしました。大変残念ではありますが、ご理解をいただきたいと思っております。 次に、鹿嶋花火大会についてです。同じく2年間中止となっていた鹿嶋花火大会につきましては、例年8月末の開催を延期し、11月26日土曜日に、3年ぶりとなる開催を予定しております。これまでより打ち上げ時間を短縮するなど、感染症対策を十分に講じながら準備を進めてまいります。 なお、新型コロナ感染症感染状況によっては、中止となる場合がございます。 次に、洋上風力発電についてです。洋上風力発電設備基地港湾に指定された鹿島港外港地区では、令和6年度の供用に向けて国による工事が進んでおりますが、市では洋上風力関連産業拠点形成等による地域振興策を示す「鹿嶋洋上風力発電事業推進ビジョン」を策定中でございます。 今月5日には3回目の策定委員会を開き、ビジョンの原案について、産、官、学から成る委員皆様から貴重なご意見をいただいたところです。 今後は、国や県、そして事業者、地元の関係する皆様などからのご意見を踏まえて精査し、10月の策定委員会での最終案を審議していただき、パブリックコメントを経て、年内の策定を予定しております。 鹿島港を中心としたこの地域において、新たな産業の拠点形成と地域との共生を目指すとともに、カーボンニュートラルの推進に取り組んでまいります。 以上、まちづくりの実績と当面の事業概要についてご説明を申し上げました。 次に、本定例会認定いただく令和3年度の決算についてであります。 一般会計につきましては、歳入総額が前年度比16.2%、56億2,093万3,000円減の289億7,015万1,000円、歳出総額が前年比19.3%、65億5,024万5,000円の減の273億5,612万円となりました。 歳入歳出の大幅減の要因といたしましては、新型コロナ感染症対策関連によるものとなります。歳入は、地方交付税をはじめとした交付税関係が増となる一方、市税や社会福祉費補助金などの県支出金、減収補てん債をはめとした市債の減並びに令和2年度に実施した特定定額給付金事業の皆減による国庫支出金が大幅減となっております。歳出につきましては、民生費が、非課税世帯等臨時特別給付金事業子育て世帯への臨時特別給付金事業により増となる一方、特別定額給付金給付事業等の皆減により総務費が大幅減、鹿島地方事務組合負担金に関わる衛生費の減、鹿島中学校大規模改造工事の終了などにより教育費が減となりました。 実質収支は13億4,205万7,000円の黒字となり、この2分の1相当額以上として6億8,000万円を財政調整基金へ積み立て、本年度への繰越金は6億6,205万7,000円となっております。 特別会計につきましては、7会計の総計といたしまして、歳入が3億4,349万9,000円増の130億2,878万1,000円、歳出が4億4,386万5,000円増の126億7,413万3,000円となり、歳入歳出の差引額は3億5,464万8,000円の黒字となりました。 引き続き、市を取り巻く環境変化に対応した予算規模を推計しながら、持続可能で安定的な財政運営ができるよう行財政改革の取組を進めてまいります。 次に、提出いたしました議案についてご説明を申し上げます。 提出議案は、予算関係議案5件、条例関係議案2件、人事関係議案2件、道路関係議案1件、諮問議案1件、認定議案3件、合わせて14件であります。 予算関係議案は、令和4年度の一般会計及び特別会計などの補正予算になります。 一般会計補正予算においては、歳入歳出それぞれ1億1,715万9,000円を追加しております。歳入において、震災復興特別交付金、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金など、また歳出においては、子ども・子育て支援事業や道路維持補修工事費、そして歴史資料館整備事業などを計上しております。 介護保険特別会計補正予算におきましては、国庫支出金返還金などを計上しております。 農業集落排水特別会計においては、施設維持補修工事費を計上いたしました。 下水道事業会計と水道事業会計につきましては、職員給与費などを計上しております。 条例関係議案は、市職員の降給及び定年等に関する条例であります。 人事関係議案は、鹿嶋教育委員会委員の任命に当たり、議会の同意を求めるものであります。 道路関係議案は、市道路線認定についてであります。 諮問議案は、人権擁護委員候補者の推薦について、議会の意見を求めるものでございます。 認定議案は、令和3年度一般会計及び特別会計などの決算認定であります。 私の説明は以上で終わりますが、予算及び決算認定以外の議案につきましては、総務部長から補足説明をさせていただきます。 お手元議案書によりご審議の上、適切な議決を賜りますようお願いを申し上げます。 以上です。 ○議長篠塚洋三君) 次に、提出議案の補足説明を求めます。 総務部長、細田光天君。          〔総務部長 細田光天君登壇〕 ◎総務部長(細田光天君) それでは、本議会に提案させていただきました予算決算を除く議案の補足説明をさせていただきます。 まず、議案第44号 鹿嶋市職員の降給に関する条例であります。地方公務員法等の改正に伴い、職員の定年引上げに伴う管理監督職勤務上限年齢制導入による降給を規定するほか、所要の規定整備するものです。 議案第45号 鹿嶋市職員定年等に関する条例の一部を改正する条例であります。地方公務員法等の改正に伴い、職員の定年を引き上げるほか、関連する条例について、一部改正7件及び廃止1件を行うものです。 議案第46号及び議案第47号は、鹿嶋教育委員会委員の任命についてであります。教育委員会委員2名の任期が令和4年9月30日に満了となるため、同委員2名の任命に当たり、議会の同意を求めるものです。任期は令和4年10月1日から4年間で、大槻啓子氏(再任)、岡田淳氏(新任)です。 議案第48号 市道路線認定についてであります。整備の完了した中地内の道路1路線、延長51.1メートルを認定するものです。 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦についてであります。人権擁護委員の任期が令和4年12月31日に満了となるため、再任委員候補者1名の推薦に当たり、議会の意見を求めるものです。任期は令和5年1月1日から3年間で、宮沢政治氏(再任)です。 議案の補足説明は以上であります。
    議長篠塚洋三君) 市長。          〔市長 田口伸一君登壇〕 ◎市長田口伸一君) 冒頭、私の説明の中で、1ページ目の「また、本市では、来年3月まで無症状の市民に対し」と読むべきところを「今年3月まで」と言い間違えてしまいましたので、「来年3月まで」に訂正いたします。申し訳ございませんでした。 ○議長篠塚洋三君) ただいま説明がありました議案について、質疑のある議員は9月7日午後5時までに、討論のある議員は9月21日午後5時までに、議長宛て発言通告書の提出をお願いいたします。 △散会の宣告 ○議長篠塚洋三君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 次回の本会議は、9月6日午前10時から一般質問となります。 本日はこれにて散会いたします。 大変ご苦労さまでした。                                   (午前10時39分)...